ソーラーパネルを家庭用で使うなら固定式とポータブル式どちら?
ソーラーパネルは太陽光を電気に変換する装置で、環境にやさしく、経済的なエネルギー源として注目されています。 しかし、ソーラーパネルには固定式とポータブル式の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。 家庭用でソーラーパネルを使うなら、どちらがおすすめなのでしょうか? この記事では、固定式とポータブル式のソーラーパネルそれぞれの特徴と、おすすめの家庭用ソーラーパネルを紹介します。 固定式ソーラーパネルを家庭用で使うメリット 固定式ソーラーパネルとは、屋根や壁などに設置された大型のソーラーパネルのことです。 固定式ソーラーパネルを家庭用で使うメリットは以下の通りです。 出力が高い 固定式ソーラーパネルは、面積が大きく、太陽光を多く受けられます。 そのため出力が高く、一日あたりに発電できる電気量も多いです。 一般的に、固定式ソーラーパネルは1kWあたり4~5kWhの電気を発電できます。 停電時でも普段通り電気を使える 固定式ソーラーパネルは、蓄電池と組み合わせることで、停電時でも自家発電した電気を使えます。 蓄電した電力は、特に災害時などに非常に役立ちます。 また、蓄電池に余った電気を貯めておくことで、夜間や曇天時でも電気を使用可能です。 余った電気は売電できる 固定式ソーラーパネルは、自分の家で使う分だけでなく、余った電気を電力会社に売ることができます。 これは再生可能エネルギーの導入促進のために政府が行っている固定価格買取制度(FIT)という仕組みです。 FITでは、一定期間(10年~20年)にわたって一定の価格(2023年は16円/kWh)で電気を買い取ってもらえます。 ポータブル式ソーラーパネルを家庭用で使うメリット ポータブル式ソーラーパネルとは、持ち運びができる小型のソーラーパネルのことです。 ポータブルソーラーパネルを家庭用で使うメリットは以下の通りです。 初期費用が安い ポータブル式ソーラーパネルは、固定式ソーラーパネルに比べて、初期費用が圧倒的に安いです。 一般的に、ポータブル式ソーラーパネルは1kWあたり10万円~20万円程度で購入できます。 また、設置や工事の費用もかかりません。 持ち運びができる ポータブル式ソーラーパネルは、重さやサイズが軽くて小さいので、持ち運びができます。 災害時に自宅から避難しなければならないときや、キャンプやアウトドアなどにも便利です。 また、場所を選ばずに設置できるので、日当たりの良い場所に移動させることができます。…