Contents

  • ミシンの三重ぬい(さんじゅうぬい)とは
  • 【動画】三重ぬい、Youtubeにアップしました
  • 三重ぬいは何に使うの?
    • 持ち手の部分のみ三重ぬいにする方法
    • さらに写真付きで説明
  • はじめからおわりまで三重ぬいで縫うとこんな仕上がり
  • まとめ

ミシンの三重ぬい(さんじゅうぬい)とは

三重ぬいとは?

「伸縮性のある強いぬい目」です。

 

ちょっと大げさにいうと、太い輪ゴムみたいに、ちょっと伸びてかつ強度がある、ということです。

 

下の写真だと4番が三重ぬいです。

 

メーカーによっては「伸縮強化ぬい」など別の呼び名だったりしますが、三重ぬいがわかりやすいのでわたしはそう呼んでいます。

写真では線が3本ならんでいますが、実際のぬい目は下のようになります。

 

右:三重ぬい

左:ふつうの直線

線が横に3本並ぶというわけではありません。

 

同じところを行ったり来たりと3回縫うから三重ぬい、そして強度も出る、というかなり使える縫い目のことだったんですね。

 

【動画】三重ぬい、Youtubeにアップしました

7秒ほどの動画です。

よかったら見てくださいね。

 

そっちを見てると行ったり来たりの様子がわかりますよ。

 

 

 

三重ぬいは何に使うの?

三重ぬいの使い道は、主にバッグの持ち手やズボンの股下です。

 

  • お子さんの通園バッグ

子どもはぶんぶん振りまわすので、持ち手のところは丈夫にしておきたいですよね。

(あとで直すなんていやーー!)

 

  • ズボンの股下

力が加わるところはやっぱり丈夫にしておきたいですよね。

(股がさけるなんていやーー!)

 

特にジャージなど伸びるズボンは、生地と一緒に糸も伸びないと、糸だけブチッと切れる、なんてことがあります。

 

 

せっかく作ったのに、切れてほつれて悲しい結果・・

なんてことにならないよう、ちゃんとこれらに耐えられる作りにしておきましょう!

 

そこで活躍するのが「三重縫い」なんです・・!

 

バッグの持ち手を三重ぬいで縫うときの流れ

持ち手を三重ぬいで縫うときは2つの方法があります。

 

①持ち手を付ける側面を、はじめからおわりまで、ぜんぶ三重ぬいで縫う

(初心者さんにおすすめ!)

 

②持ち手のところだけ三重ぬいで縫う

(ちょっと腕に自信ある方におすすめ!)

 

やり方や、それぞれのメリットとデメリットを順番に説明しますね。

 

 

【バッグ作り】

 

裏地付きのバッグを作るとき、持ち手は下の写真のようにセットします。

(バッグは裏地付きが簡単なので、わたしはいつも裏地を付けます)

 

持ち手を中に置いて

 

生地ではさみます

 

青い点線は持ち手です

縫いやすいようにクリップでとめました

 

①は赤い点線をはじめからおわりまで、ぜんぶ三重ぬいで縫うという方法です。

 

①の

メリット・・簡単

デメリット・・行ったり来たりするので時間がかかる、糸も余分に使う

 

 

②は赤い点線をふつうの直線で縫って、青いところ(持ち手)だけ三重ぬいで縫う、という方法です。

②の

メリット・・時間がかからない、糸も少なくてすむ

デメリット・・腕が必要

 

 

どっちでやるか迷いそうですが、初心者さんは①にしてくださいー!

 

仕上がりはそんなに変わりません・・!

時間と糸の短縮のために②があると思ってください。

 

①に決めた方は、「はじめからおわりまで三重ぬいで縫うとこんな仕上がり」までとばしてくださいね。

 

②でやるという方のみ、以下くわしく見てください。

 

持ち手の部分のみ三重ぬいにする方法

下の写真にそって進みます。

 

赤=ふつうの直線

青=三重縫い

 

持ち手のみ三重ぬいにするには、★にくるたびに毎回ストップさせる必要があります

直線→三重縫い にするとき

三重縫い→直線 に戻すとき

に、毎回ミシンを止めます。

 

 

スピードは1番遅くして、ゆっくりやれば大丈夫ですが、意外とあわわ・・となることもあります・・!

 

そのときはとにかく1回ミシンをストップさせて、落ち着いてくださいね。

 

 

 

文字であらわすとこんな流れです

①直線

(★ストップ、三重縫いに変える)

②三重縫い

(★ストップ、直線に戻す)

③直線

(★ストップ、三重縫いに変える)

④三重縫い

(★ストップ、直線に戻す)

⑤直線

 

 

ではこれを、写真付きで実際に縫ってみますね。

 

さらに写真付きで説明

実際に、持ち手の部分のみ三重ぬいをやってみましょう

 

①直線

(真ん中基線をえらんでください)

 

縫いはじめます

 

(★ストップ、三重縫いに変える)

持ち手の手前でストップして

 

三重縫いに変える

 

②三重縫い

三重縫いで持ち手を縫って

縫いおわったところで

(★ストップ、直線に戻す)

③直線

以下、もう片方の持ち手もおなじ流れ、となります。

 

 

そうすると、持ち手の部分のみこんな縫い目になっています

青いところが三重縫いです。

子どもが振りまわしても大丈夫、かなり丈夫にできましたね!

 

はじめからおわりまで三重ぬいで縫うとこんな仕上がり

はじめからおわりまで三重ぬいで縫うとこんな仕上がりです!↓

(わかりやすく赤い糸でやりました)

 

ずっと同じ太さ(三重ぬい)です

 

初心者さんには、多少時間がかかっても糸を多く使っても、こっちの方がおすすめですよ!

 

 

まとめ

  • 三重縫いとは、いったりきたりしながらきれいで丈夫な縫い目を作ってくれる
  • バッグの持ち手やズボンの股下に使おう
  • とにかく楽しくがいちばん!

 

以上、ミシンを楽しみながら覚えてくださいね!

 

 

 

 

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