
Contents
- ミシンを壊す人・壊さない人
- ミシンが壊れる原因はこれ!
- ハサミにたとえてみよう
- ミシンの能力は見た目じゃわからないのが難点
- 手回しで様子を見る・生地に工夫をする
- まとめ
Table of Contents
ミシンを壊す人・壊さない人
こんにちは、ミシンママです。
「壊れにくいミシンがほしい」
こんな相談をよくされます。
たしかに、誰だって壊れにくいミシンを選びたいですよね。
例えば、
・50000円のミシン(普通サイズミシン)
・15000円のミシン(コンパクトミシン)
どちらもまったく同じように使っていったら、15000円のミシンが先に壊れます。
でも中には、
・50000円のミシンを1年でだめにしてしまう人
・15000円のミシンを10年近く使う人
もいます。
このちがいはなんでしょう?
きちんとした原因があるので、くわしくお話ししていきますね。
ミシンが壊れる原因はこれ!
ずばりいいます・・!
あなたのミシンが壊れたのは、
「そのミシンの能力以上のものを縫わせたから」です。
こちらの記事でくわしくお話しましたが、ミシンによって縫える範囲というのがちがうんですね。
※自分のミシンが普通サイズかコンパクトサイズか知りたい、という方もどうぞ!
縫える範囲は普通サイズミシンとコンパクトミシンでちがったり
同じ普通サイズミシンでも、グレードによってちがったり
上の図でたとえるなら、ミシンCにミシンAのことをやらせたら、限界を超えていることになります。
なので先ほどの、
・50000円のミシンを1年でだめにしてしまう人
→ 例:着物の帯でバッグを縫った
×:家庭用ミシンの能力をこえている
ということで壊してしまうんですね。
反対に、
・15000円のミシンを10年近く使う人
→ 例:綿生地でティッシュケースやきんちゃくしか縫わない
○:コンパクトミシンの能力内
ということで長持ちできてるんです。
「限界以上のことをやらせたときが、ミシンが壊れるとき。」
明らかにまちがった使い方をしていない限り、ミシンが壊れる原因はこれだったんです。
ハサミにたとえてみよう
ミシンならなんでも縫えると思ってる方、実は多いですが残念ながらそうじゃないんですね。
ハサミでたとえてみましょう
子ども用のおもちゃのハサミで、ぶ厚い段ボールを切ったら・・
1回で、ハサミが壊れてしまいますよね。
これもハサミの限界を超えてるからです。
ぶ厚い段ボールを切るには、金属製の、丈夫でよく切れるハサミが必要です。
お値段もプラスチック製より、金属製の方が高いですよね。
これと同じように、ミシンもそれぞれ縫える限界がちがい、それはほぼお値段に比例しています。
・よく切れる金属のハサミは高価格、あまり切れないプラスチックのハサミは低価格。
・よく縫えるミシンは高価格、あまり縫えないミシンは低価格。
なんでも、値段には理由があるんですね。
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ミシンの能力は見た目じゃわからないのが難点
ミシンそれぞれの能力がちがうのはわかったけど、じゃあ自分のミシンはどこまで縫えるの・・?
これは一言じゃ表せません。
プラスチックのハサミと金属のハサミなら見た目でわかりやすいのですが、困ったことに、ミシンは形も色も大きさも似てるのでわかりずらいんですよね。
さらに現在、生地はたくさんの種類があるので、「ここまでは縫える、これは縫えない」という線引きははっきりとはできません。
じゃあちょっと厚いものを縫いたいときはどうしたらいいか?
手回しで様子を見る・生地に工夫をする
薄い生地でも、縫いすすめていくと生地は何枚も重なってきます。
そうすると厚くなって、さらにかたくなってきますよね。
「わたしのミシン、このまま縫い続けて大丈夫?」と不安になります。
そんなときは、ミシンの右側にあるはずみ車(別名プーリー)を手で回して、様子をみてください。
ミシンの右側にあるはずみ車(プーリー)
はずみ車を手で回して針が進めばオッケー!
ですが、それでも針が足踏みして進まないときは無理をしないでください・・!
そのミシンでできる限界を超えています。
そこで下記のような工夫をしてみてください。
・生地の縫いしろをそぎ落として薄くする
・生地をたたいて薄くする
・縫い目の一目ひとめを長くして、生地が進みやすいようにする
工夫をして手回しで針が進むようならスタートさせて大丈夫ですが、スピードはゆっくりにして、ていねいに進めてくださいね。
不安なところははずみ車をじょうずに使って、「厚いところはまずは手回し」のクセをつけるとミシンも長持ちします。
工夫をしても針が進まないときは、残念ながらそのミシンでは縫えない、ということになってしまいます。
まとめ
- ミシンが壊れるのはそのミシンの限界を超えたとき
- 厚いところは手回しで様子をみる、針が進まないなら工夫をする
- 工夫をしても針が進まないなら、そのミシンでは縫えない
使うあなたが、様子を見ながらミシンの限界を知ってあげてくださいね。
楽しいミシン生活を応援します!
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