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職業用ミシンてどんなミシン?職業用ミシンを徹底解説!趣味で使う人急増中!

職業用ミシンて話には聞くけど、家庭用ミシンとくらべてどうなの?何が違うの?仕事じゃないけど自分は使うべき?と疑問ですよね。

 

この記事では

・職業用ミシンて?

・職業用ミシンの特徴とは?

・職業用ミシンの知っておきたい2つのこと

・職業用ミシンのメリットとデメリット

・家庭用ミシンと何が違うの?

・工業用ミシンと何が違うの?

・職業用ミシンはこんな人におすすめ

についてお話ししますね。

職業用ミシンて?

職業用ミシンを一言でいうと

「パワーのある直線ミシン」

です。

 

ミシンの4大メーカー

・シンガー

・ジャノメ

・JUKI

・ブラザー

各メーカーから発売されています。

 

具体的には

・シンガー:103シリーズ

・JUKI:SPUR(シュプール)シリーズ

・ブラザー:Nouvelle(ヌーベル)シリーズ

が昔から出ています。

ジャノメは昔は職業用ミシンてやってなかったんですね。

今は主に型式名に「DB」や「HS」などのアルファベットが付いているシリーズが出ています。

 

【シンガー103シリーズ】

 

【JUKIのSPUR(シュプール)シリーズ】

職業用ミシンには様々な特徴があります。

1つずつお話ししますね。

1、パワーがある

職業用ミシンの特徴はなんといってもパワーがあることです。

家庭用ミシンとは比になりません。

 

ざっくりとしたイメージです↓↓

 

パワーがあるということは、いろんなものが縫えるということ。

例えば着物の帯でバッグを作りたいと思ったとき、家庭用ミシンではまず縫えません。

家庭用ミシンではパワーが足りないため、帯のような

・厚い

・固い

生地は針が進んでいかないんです。

 

軽自動車で時速200km出すようなもの。

能力以上のことをやらせることになります。

 

厚物、固いものを縫いたいときは職業用ミシンのようなパワーのあるミシンでないと縫えないんです。

 

2、直線のみ

職業用ミシンは直線しかできません。

ミシンの細かい作りについては省略しますが、ジグザグもできる作りだとどうしても針がブレて貫通力が落ちてしまうんですね。

 

職業用ミシンに求めるのは何よりパワー、貫通力です。

そのため直線しかできない作りになってるんです。

3、スピードが速い

職業用ミシンはスピードが速いです。

車のアクセルのようにフットコントローラーで操作しますが、いっぱいまで踏み込むとかなりのスピードが出ます。

「職業用」と言われるだけあって仕事で使う人も多いため、スピードの速さも兼ね備えています。

4、お釜がたて釜

職業用ミシンはたて釜です。

 

ボビンケースが必要です。

たて釜は縫い目がきれいに出ます。

正確にいうと

・上糸

・下糸

両方の糸調子を自分できちんと合わせるときれいな縫い目になるということ。

 

家庭用ミシンで見られる水平釜は下糸はいじらず、上糸だけで調節します。

そうするとどうしても糸調子は合いずらいんですね。

縫い目がきれいにでるのは、職業用ミシンのようなたて釜なんです。

 

また、たて釜と水平釜にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

・たて釜

メリット・・糸しまりが良いので厚物に適している

デメリット・・ボビンケースが必要

 

・水平釜

メリット・・ボビンケースがいらない

デメリット・・糸しまりがあまいので厚物には適していない

たて釜は職業用ミシンの大きな特徴となっています。

職業用ミシンの知っておきたい2つのこととは?

職業用ミシンの特徴についてお話ししましたが、あと2つ知っておきたいことがあります。

けっこう大事なことですよ。

1、職業用ミシンでは工業用ミシンの部品が使える!

職業用ミシンでは

・針

・押さえ金

など工業用ミシンの専門的な部品が使えます。

(一部例外もあります)

 

ただしミシン自体の能力が上がるわけではないので、押さえ金を工業用ミシンのものに変えても工業用ミシンほど縫えるわけではありません。

 

工業用ミシンの針や押え金については、こちらの島田ミシンさんのホームページにくわしく出ています。

興味のある方はぜひ見てみてくださいね。

【島田ミシンさんホームページ】
https://www.shimadamishin.com/attachments/index.html

 

2、職業用ミシンなのに家庭用ミシンの針を使っているものもある!

職業用ミシンでは基本的に工業用のまる針を使います。

ただし機種によっては家庭用のミシン針を使ってるものもあります。

 

なんで同じ職業用ミシンでも

・工業用のミシン針を使う機種

・家庭用のミシン針を使う機種

があるのか?

 

2つの針にもそれぞれメリット・デメリットがあります。

・工業用針

メリット・・専門的な針の種類が多い

デメリット・・まる針のため向きがむずかしい

 

・家庭用針

メリット・・片面平らのため向きが簡単

デメリット・・種類が少ない

 

それぞれ一長一短ですね。

 

あなたが職業用ミシンを選ぶときは

・針の交換が簡単な方がいいか

・専門的な針がたくさん使えた方がいいか

で選んでください。

 

職業用ミシンだからといってすべて工業用のまる針だとは限らない、メーカーや型式によっては家庭用のミシン針を使っているということを覚えておいてくださいね。

職業用ミシンのメリット・デメリットは?

ここまでで職業用ミシンの特徴をお話ししてきました。

では実際に選ぶとき、メリットやデメリットはどんなことがあるのでしょうか?

職業用ミシンのデメリット3つ

万能な職業用ミシンですがデメリットもあります。

  1. ボタンホールができない
  2. 糸調子は自分で調節(自動糸調子ではない)
  3. 家庭用ミシンより大きくて重たい

 

職業用ミシンではボタンホールができません。

ただし後付けのボタンホール器を付ければできます。

でもここで注意!

このボタンホール器、ブラザーから出ているものなのでほかのメーカーの職業用ミシンでは使えないことが多いんです。

しかもそこがあいまいで、使えたり使えなかったりミシンの個体差もあるんですね。

そのためブラザー以外の職業用ミシンでは使わないことをおすすめします。

このボタンホール器、仕上がりはきれいで価格は1万円弱くらいです。

 

職業用ミシンを買いたいけどボタンホールもやりたい場合は

「安い家庭用コンピューターミシンを買ってボタンホール専用として使う」

という対策法があります。

けっこうこの方法やってる人多いですよ!

 

そして職業用ミシンは糸調子が自動じゃありません。

さらに、職業用ミシンは家庭用ミシンより大きくて重たいです。

こればかりはよく縫えるぶん仕方のないところですね。

 

それでも、1回使えばこれらをはね返して

「職業用ミシンを買ってよかったー!」

という気持ちになる人が多いです。

わたしもその1人です。

職業用ミシンのメリット

職業用ミシンのメリットは、とにかく厚物でも薄物でも気にしないでいろんなものが縫えること!

 

「こんな厚いの大丈夫かな?」

「こんな薄いの大丈夫かな?」

「ちょっと変わった素材も大丈夫かな?」

「こんな段差のぼれるのかな?」

「たくさんの数を縫いたいけど大丈夫かな?」

 

など、あんまり生地や場面を選ばずに気持ちよく縫えるのがなんといっても職業用ミシンの最大の魅力です。

すべてのデメリットをカバーできるだけのメリットがこれなんです!

家庭用ミシンと何が違うの?

職業用ミシンと家庭用ミシンの主な特徴を表にしました。

よければ参考にしてくださいね。

職業用ミシン

パワー 家庭用ミシンよりずっとパワーがある
縫い模様 直線しかできない
ボタンホール ボタンホール器を後付け、仕上がりはきれいだが取り付けに少々手間がかかる ※
かがり できない やりたい場合はロックミシンが必要
お釜 ボビンケースが必要なたて釜
スピード 最高スピードがかなり早い(自分で調節は可能)

※ボタンホール器は、メーカー、型式によって合う合わないがあります

 

家庭用ミシン

パワー 家庭用の最高クラスでも職業用にはかなわない
縫い模様 最低10~15種類くらいはできる
ボタンホール 最近は1周ノンストップできれいに縫ってくれるものが多い
かがり 専用の押えを使うときれいにできる、直線の次によく使う
お釜 ボビンケースを使わない水平釜タイプが今は主流
スピード 最高スピードは職業用ほど早くない(自分で調節は可能)

 

ではさらに、職業用ミシンと混同しがちな工業用ミシンとの違いも合わせてご説明しますね。

工業用ミシンと何が違うの?

工業用ミシンは、職業用ミシンよりさらにパワーがあります。

丈夫さ、耐久性もまったく比になりません。

縫製工場などで使われているミシンですね。

 

わかりやすい違いは

・職業用ミシン・・持ち運びできる卓上型

・工業用ミシン・・持ち運びできない土台付き

という点です。

 

ざっくりとしたイメージですが工業用ミシンはこんな感じです

家庭用ミシンと職業用ミシンの差よりも、職業用ミシンと工業用ミシンの差の方がずっとずっと大きいんです。

 

家庭用ミシン ≦≦ 職業用ミシン ≦≦≦≦≦≦≦≦≦≦ 工業用ミシン

とう感じですね。

家庭で使うには職業用ミシンまでとなり、工業用ミシンは完全に仕事で使うミシンです。

 

工業用ミシンの特徴は

・「1つの分野の専門ミシン」が多く既製品を作るために使われている

・既製品を1000、10000単位で縫う

縫製工場で7、8時間使ってもミシン本体が熱くなったりしない

・テント、シートベルト、カバンの取っ手など極厚物が縫えるミシン

・ボタン付け用ミシン

などなど。

 

それだけ工業用ミシンはとてつもないパワーと耐久性の持ち主なんです。

と、工業用ミシンについて説明しましたが、正直わたしは工業用ミシンはあまり詳しくありません・・!

 

わたしの専門外なので、もっと知りたい方は工業用ミシンをたくさん手がけているメーカー、「JUKI」さんのホームページをよかったら参考にしてみてくださいね。

http://www.juki.co.jp/

職業用ミシンはこんな人にオススメ!

職業用ミシンはこんな人におすすめ!

ざっと思いつくケースをあげますね。

・帯をリメイクしたい

・革を縫いたい(重ねて4mmくらまで、それ以上はきびしいです)

・帆布(ハンプ)生地を縫いたい

・ジーパンをリメイクしたい

・量をわりと作る、長い時間使う(自作品の販売など)

・早いスピードで作業効率を上げたい

 

ちょっと迷うのが、「衣裳を作りたい」という方です。

衣裳っていろんな素材がありますよね。

 

ジャケットやコートのような衣裳なら職業用ミシンがいいです。

ただ、レオタードのような伸びる生地だと、伸縮縫いができた方がいいので家庭用ミシンがおすすめです。

 

帆布(ハンプ)生地も号数によりますが、よくあるトートバッグを作るなら職業用ミシンがおすすめです。

実は私、帆布(ハンプ)を職業用ミシンで縫って針を折りました。

後にも先にも針を折ったのはこの1回です。

6号か7号くらいの厚さだったか・・結局途中であきらめ、完成しませんでした。

 

職業用ミシンにするか家庭用ミシンにするか悩んだら

「自分が何を縫うか」

で決めましょう。

この時、「家庭用の方が安いから」と価格で決めると縫いたいものが縫えなくなってしまうので注意が必要ですよ。

まとめ

職業用ミシンのまとめです。

・職業用ミシンは「パワーのある直線ミシン」

・スピードが速い

・お釜がたて釜

・工業用ミシンの部品が使える

・家庭用のミシン針を使ってる機種もある

・ボタンホールはできない

・糸調子は自動じゃない

・工業用ミシンほどは縫えない

 

こんな人におすすめ!

・帯、ジーパンのリメイク

・革、帆布(ハンプ)など厚物を縫う

・数を作る、長い時間使う

・スピードを求める

以上、職業用ミシンについてでした!

職業用ミシンは最近仕事よりも趣味で使う人が急増しています。

それだけ使いやすいミシンなんですね。

 

あなたも楽しいミシン生活を送ってくださいね!

ABOUT ME
ミシンママなかみん
ミシンママなかみん
婚活・妊活・保活 女性の「活」をすべて経験。 夫は9歳年上。 「やまない雨はないけど早くやむかは自分しだい!」と過去の自分に伝えたい。
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