Contents

  • 手ぬぐいズボンとは
  • 手ぬぐいズボンを作るときのポイントや注意点
  • 用意するもの
  • 手ぬぐいズボンを作る手順
  • 実際に手ぬぐいズボンを作ってみよう
  • 手ぬぐいズボンのウエスト部分
  • ウエストのゴム入れ
  • まとめ

手ぬぐいズボンとは

最近の100均てかわいい手ぬぐいが多いですね!

そんな手ぬぐいたった1枚で、ズボンができちゃいます。

手ぬぐいズボン、むずかしくないですよ!

今持ってるズボンを手ぬぐいの上に置いて、2cmくらい外側を切るだけです。

今持ってるズボンが型紙になるんですね。

仕上がりサイズはたぶん100cmくらいです。

9ヶ月のむすこがはくとこんな感じに・・

9ヶ月にはちょっと長いかな

またあとでも言いますが、うっすら肌着が透けて見えるので濃いめの手ぬぐいがおすすめです。

今回の手ぬぐいは、100円ショップSeriaで買いました。

その後ダイソーでも買いました。(バナナ柄好きなんです・・)

では作る前に、ポイントや注意点をお話ししますね。

手ぬぐいズボンを作るときのポイントや注意点

手ぬぐいは折りたたまれた状態で売っていますが、Seriaの手ぬぐいは後ろのイラストで確認をしてください。

この全体図が、そのままズボンの柄になります。

生地を横にして見た状態です。

手ぬぐいは縦柄も多いので注意してください・・!

柄の向きが思っていたのとちがう!とならないように・・

また、女の子のバルーンスカートを作ったときは裏地をつけたのですが、今回のズボンは裏地がありません・・!

なので、薄い色はちょっと透けます。

うちは男の子なのとまだオムツなのであまり気にしませんでしたが、色が濃い手ぬぐいの方がおすすめです。

ちなみにSeriaとダイソーの手ぬぐいは、生地の端がほつれないように、1周ぐるっと始末がされています。

(ほかの100円ショップはわかりません・・)

普通、手ぬぐいは乾きやすいように切りっぱなしなんですよね。

周りが処理されている布を使うのにはメリットとデメリットがあります。

  • メリット・・自分で端の始末をしなくていい
  • デメリット・・始末された部分がちょっと厚くて固い

今回はメリットの方がずっと大きいので、端始末がされたままで使います。

なんといってもとにかく簡単に!を1番に考えたので邪道な部分もあります。

  • 手ぬぐいは伸びるタイプの生地じゃないため、横地で使っています。
  • とにかく簡単に!を1番に考えたので、アバウトでいいという方におすすめです。

ふつう生地は縦地で使うのですが、面積が取れないので横地で使っています。

手ぬぐいは伸びる生地ではないのでわたしは気にしませんが(子どもサイズですし・・!笑)気になる方はご遠慮くださいー!

とにかく簡単さくっと!材料費108円プラス、ゴム代が数10円だから失敗してもいいやー!ぐらいの軽い気持ちでやってみてください。

アイロンは1回、ハサミは2回しか使わないところが簡単ポイントです。

まずやってみて、ミシンでズボンを縫うとはこういうことか、という感覚を体験してもらえたらと思います。

用意するもの

材料

  • 100均の手ぬぐい1枚(できれば濃いめの色)
  • お気に入りのズボン(型紙になります)
  • ウエストゴム55~60cmくらい
  • ゴム通し(安全ピンやヘアピンでもオッケーです)

あとミシンとアイロン、そしてチャコペンとまち針を用意してください。

ミシン、アイロン、ズボン以外は100均でそろいます。

手ぬぐいズボンを作る手順

では、まず型紙になるズボンを用意します。

わたしは知人にお下がりでいただいたズボンを用意しました。

80cmサイズです。

星柄の、陽気でアメリカンなタイプです。(お気に入り)

このズボンを裏返しにしてください。

さらに、半分にしておしりの角がピッとでるようにします。

これが型紙です。

型紙ってきくとむずかしいと思いがちですが、簡単なことなんです。

型紙の基本は、まわりに1~3cmぐらいビーッと線をひいて、その線の通りに切るだけなんです。

ただ今回は手ぬぐいの長さがズボンと同じくらいなので、線をひくのは↓の赤いところだけになります。

簡単ですね!

では以下、ざっくりとした手順です。

ビーッと線がひけたら

その線のとおりにハサミで切って

縫い代2cmで縫う

ウエストにゴムを入れる

以上です!

では、写真と一緒に説明していきます。

実際に手ぬぐいズボンを作ってみよう

まずは全体にアイロンをかけましょう

アイロンは低~中温で、生地の裏からかけました。

アイロンをかけたら生地を表にして広げます。

次に生地の両端を、真ん中に向かって折りたたみます。

アイロンをかけても線は完全に消えないので、真ん中がわかるようになっていますね。

もう片方も折ります

こんなかんじになりました。

そしたら、生地の真ん中を上下とも、手でつまみます。

そのまま持ち上げて半分に折って、つまんだ手は右に持っていってください。

左から見ると

こうなっています。山が2つできていますね。

右から見ると

山1つを生地ではさんでいます。

折れたら角をまち針でとめて

型紙のズボンをおきます

このとき、写真のようにおしりの角が右にくるようにしてください。

ちなみに小さめのサイズにしたい場合は、型紙のズボンを左端いっぱいにして置いてください。

ズボンは、まち針でとめた方がやりやすかったらとめてくださいね。

まち針は何本とめようと自由です!

では先ほどの、コレ↓(ビーッと線をひく)をやっていきますね

最初に、ウエストのところはゴムが入ってくしゅっとしているので、ゴムを抜いたところを想像してみてください。

そうすると、おしりの真ん中あたりからウエストにかけてまっすぐになりますね。

「ゴムが入ってなかったらここよ」と、おしりの真ん中あたりからまっすぐ上にチャコペンで線をひきます。

これが、ウエストにゴムが入ってない本来の姿です。

ここから縫い代を2cm足していきます。

ふむふむ2cmってこれくらいか、というのがわかりましたね。

では今しるしをつけたところから、チャコペンでコレ↓をやっていきましょう。

上から下まで、全部2cmです。

フリーハンドで、ふむふむ2cmってこれぐらいだよね、と気軽にやってください。

念のため、よければコツを参考にしてくださいね。

(すそを右にカーブさせるとパンタロンになります!)

こんなかんじです。

角もそのまま2cmです

チャコペンでビーッと線がひけたら、線のとおりにハサミで切っていきます。

まずは下を切って

上も切ります

広げるとこんな形です

これを2枚中表で合わせ、まち針でとめます。

上下わからなくなりそう!という方は、縫い代に「上」などちっちゃく書いておきましょう。

そして赤い点線のところを縫い代2cmで縫います。

では実際にミシンで縫っていきますが、糸はシャッペスパンの60番を使いました。

ミシンにはこれが1番適していて縫い目もきれいにでます。

ちなみに今回はカーブを縫うので、縫いはじめる前にスピードはゆっくりにしておきましょう。

では縫い代2cmで縫っていきます

最初と最後は返し縫いを2cmくらい、忘れずに。

おしりの角の、生地の最後まで縫います。

縫えたら、もう片方も縫います。

今度はおしりの角から縫いはじめるとやりやすいです。

縫い終わりがウエスト部分になります

なんとなく形になりましたね!

 

次は股の部分を縫います

股の部分を広げて

真ん中の縫い合わさった部分は、ウエストを下にして見た状態で、両方とも右へたおします

右にたおしたら、重なった縫い代をまち針でとめます

生地が何枚も重なっていますが、すべての生地がまち針で貫通するようにしてください

その後、全体をまち針でとめます

まち針でとめたら、こんな感じで縫っていきます

縫い代は2cm、はじめとおわりは返し縫いをお忘れなく!

針を刺したまま押え金をあげて方向転換し、また縫いはじめます

生地のおわりまで縫えたら、最後に糸処理です。

今回の糸処理は、糸2本を生地の同じ側に出して、結んでおわりにしてしまいました。

あまった糸はハサミで切ります

ここまできたら・・・

9割完成です!

型紙のズボンと同じような感じになりましたね。

ちょっとズボンの中を広げてのぞいてみましょう。

今回は前後ろのないズボンですが、縫い代をたおした方を後ろとして、そちら側にゴム口をつくりたいと思います。

↓画像だと左側が後ろになります

手ぬぐいズボンのウエスト部分

ウエストの幅は2.5cmで折り返します。

あんまりせまいとゴムを通しずらくなるのでこれくらいがいいですね。

ウエスト部分を2.5cm折り返したら、まず両脇の、生地がかさなったところをまち針でとめます

(↓赤丸のまち針のところ)

それから全体をまち針でとめていきます。

ゴム口は縫わないで3cmくらいあけておくので、自分がわかりやすくしておくといいですよ!

わたしは先ほど縫い代をたおした側に、ピンクのまち針を3cm間隔でさして、ここをゴム口に決めました。

ゴム口はどこでもいいのですが、わたしはいつも脇が縫い合わさった横にしています。(上の写真のように)

ここで実際にウエスト部分を縫う前のポイント!

糸処理をきちんとやりたい方はこちらを参考にしてください!

この糸始末をやる場合は、縫いはじめとおわりは、どちらも糸を15cmくらいだしておいてください。

(↓はスカートを縫ったときの図ですがウエスト部分は同じです)

わたしは今回、簡単な糸始末にしようと思うので、はじめとおわりは7cmくらいだしておくだけにしました。

縫いっぱなしでいいという方もたくさんいるので、その場合は何cmでもかまいません!

では縫っていきます。

ピンクのまち針から縫いはじめ、もう1本のピンクのまち針で縫いおわります。

手ぬぐいはあらかじめ端の処理がされているので、その縫い目になぞって縫っていきます。ゆっくり、落ち着いて・・

ゴム口を残して縫えたら、糸はやはり同じ側(裏側)に出して、結んで切ってしまいましょう。

これを縫いはじめの方もやって、今回のわたしの糸処理はこれで終わりです。

ウエストのゴム入れ

わたしのいつものやり方、ゴムは本体とつながったまま通します

型紙にしたズボンを参考にしながら、ウエストの幅を決めましょう。

ゴムを通して、切って結んだら・・

完成!!!

できあがるとうれしいですね!!

 

ついでにダイソーで買ったバナナ柄も作りました

むすこがはいています

涼しげですね

まとめ

  • ズボンは裏地がつかないので濃いめの色を選ぶのが良い
  • あまりこまかいところは気にしない
  • 何か作るって楽しい
  • 子どもがはくとうれしい

ではでは、楽しいミシン生活をー!

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まずは試しにミシンをやってみたい、という方にいいですね。

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